まるで、SF映画の世界に登場する未来マシン。ホイールコントローラーで、地面スレスレを滑空するレース・ドローン。
戦闘機が相手を追尾する格闘戦時の姿勢を表現するドッグファイト、そんなシーンを楽しむべくDrone Racerは誕生しました。まるで本格ラジオコントロールカーの様に、付属するホイール・タイプ(3ch)送信機で“意のまま”に操れるマシンです。超音波センサーと気圧計により高度は自動制御。地上よりわずか約35cmの高さと約60cmの高さの2種類を選択でき、ワンタッチ操作でテイクオフからホバリング、そしてランディングします。ドローンでレースをやりたいと思っても、スティックプロポ(4ch)での、フライト技術の習得は容易ではありませんが、このDrone Racerなら、京商テクノロジー(※当社調べ 特許出願中)で気軽に浮遊感を楽しむ世界を叶えることができます。
多くのメディアで話題をさらった電動バイクの『zecOO』をはじめ、トヨタ自動車のコンセプトカー『Camatte』『Setsuna』、ダイハツ工業『COPEN』の開発などを手がけたznugdesignの根津孝太氏がDRONE RACER用ボディ“b-pod”をデザイン。“未来のレースバギー”をテーマに人間工学と自動車工学の観点からデザインアプローチを行い、シンプルな面造形が採用されています。また、機体の名前にもなっているpod(繭)のごとく、愛嬌が感じられる丸みを帯びたカタマリ感を重視したフォルムがDRONE RACERの新たな世界観を提案します。
DRONE RACERは、京商株式会社の登録商標です。日本商標登録第5814946号
●3軸角速度センサー、3軸加速度センサー、超音波高度センサー、気圧計を搭載。これらのセンサー情報を、京商のラジオコントロールレースのノウハウでチューニングした独自のアルゴリズムでプロポのホイール操作に合わせてロールとヨーを最適にミキシング。スティックプロポでは難しい旋回もドローンレーサーでは簡単。
●前進時にボディが受ける空気抵抗の調整のため、プロペラユニットの角度を0度、10度、20度に変更することが可能。後進する際はプロポのホイール操作に合わせて、車と同様の動きをするように設定。2段階(Middle/Low)の速度切り替え機能を標準搭載。
●Drone Racerは高高度ではなく、地面スレスレを滑空し、目視でドローンを楽しむのがコンセプト。プロペラに何かが当たった時に作動する「プロペラ・オートストップ機能」、機体がひっくり返った際の「アングル・エマージェンシーストップ機能」。電波が途切れた際の「電波遮断ストップ機能」を装備。
●130gという軽量設計により、航空法の規制対象に入らず、特定の禁止区域以外であれば、自由に楽しむことができます。
●レースを楽しむための専用ラップカウンター(オプション)と連動する赤外線LEDをコックピットに搭載。DRONE RACER FPV UNIT(オプション)で没入感も体験できます。
●フロントのアームに組み込まれたフルカラーLEDは6色(白、赤、青、緑、黄、桃)から選択可能でレース時にはカーゼッケンとして利用可能。リアのアームに組み込まれたLEDは機体のステータスを3色(黄、緑、赤)で表示。さらにフロントに2灯の白のLED、テールに赤のLEDを装備、鮮やかな光を放ちます。
●DRONE RACER SETTING MANAGER:付属のUSBケーブルを使い、PC(Windows)& Mobile(Android)と接続することで機体セッティングを変更することができます。
■b-podの特長
●znugdesignの根津孝太氏がボディデザインを担当したDRONE RACERシリーズ第6弾モデル。
●未来感のあるコックピットにはレーシーな雰囲気をいっそう高めるドライバーが搭乗。
●シャシー後方の赤色LEDの光を受けてエッジライティングさせることでクールさを演出するテールリアライトを装備。
●シャシー前方に装備する白色LEDライトの発光を拡散するシールが付属。
●ビジュアルアップに大きく貢献するプロペラガード側面のパネルが付属。
根津孝太
1969年東京生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。トヨタ自動車入社、愛・地球博『i-unit』コンセプト開発リーダーなどを務める。2005年にznug design設立、工業製品のコンセプト企画とデザインを数多く手がける。2014年よりグッドデザイン賞審査委員。